茶杯裏面 第三回戦 vsミスティさん 考察
エカルさんとの戦いに無事勝利したロリコン。
三回戦目はミスティさん。
この方とも多分別の大会で二回くらい戦ってる・・・はず。
たしかブイズ統一とかやってた。
そんなお相手のパーティはこちら。
起点作りが出来て攻撃もできるラティオス・マンムー・ルガルガン
そこからのカミツルギで全抜きコース
エルレイドのトリックルームから、マリルリ・ブースター・クワガノンでの全抜きという線も見えなかなか相手の戦術を見抜くのが難しそうな10パートナーズとなっている。
とはいえ悪タイプが不在なので壁にはサイコファングが使える。
悪戯心もちもいないので容易に天候を枯らされるということはなさそう。
そのためこの戦いは、どちらかが先に展開してそのままもっていく、という予想をたてた。
まず一番警戒しないといけないのは壁からのカミツルギ。
炎4倍とはいえ、物理方面はめっぽう固く、壁でもオッカのみでも持てば容易には突破できない。
と、なるとこちらはコータスやリザードンを選出する必要があるが、そうなるとルガルガンが一気に辛い。
アクセルロックで普通に死ぬ。
そもそもこちらのパーティに選出されそうなマンムーがステロ撒いて来そうだし、それを軽減するためには厚底ブーツを持たなければいけない。
こんな窮屈な状態で勝てるわけもないので、コータスリザの線は諦め、別の構築を組むことにした。
他の天候とエースを考える。
パッと見、オムスターの刺さりはいいが、やはりダイマで自分の天候をかえてしまうのはいただけない。
あとカミツルギに先にダイジェットされてると雨でも上が取れない。不安要素が強い。
次に霜。パッチルドンはマンムーとルガルガンがめちゃめちゃつらい。
特にマンムーは選出される可能性が高そうなこともあって出し辛い。
残りは砂であるが、ウオノラゴンはマリルリやカミツルギ、ブルンゲルにはどうしようもなく勝てず、選出するにはキツイ。
となると残るはムーランドである。
ムーランドは技範囲が豊富で火力もそこそこ高く、耐久値もそれなりにある。
ではいかにしてムーランドを通して全抜きするかを考える。
まず先発。
これは相手がどのようなポケモンできても、それなりに対応できるポケモンで行きたいと思い、こちらのポケモンを用意した。 ↓
パッチルドン
性格:ゆうかん
特性:せいでんき
持ち物:気合いの襷
努力値:AC252振り H4
技:でんげきくちばし・つららばり・冷凍ビーム・けたぐり
なぜこのような努力値振り、技構成になったかは後で説明します。
とにかくいろんなパターンに対応したかったのだ。
次に天候要員
サダイジャ
性格:わんぱく
特性:すなはき
持ち物:脱出ボタン
努力値:HB252振り A4
技:じしん・ロックブラスト・こらえる・へびにらみ
よくあるサダイジャ。
脱出ボタンはもはやセット。
最後にエース。
性格:意地っ張り
特性:すなかき
持ち物:命の球
努力値:H68 A252 B4 D12 S172
H:命の球ダメージを効率よく(169) BD:余り
ステロ+ひかえめラティオス流星群をギリギリ耐えるか耐えないかくらい
臆病は確定で耐える。
A:火力が欲しいのでブッパ
S:砂かきで控えめスカーフラティオス抜き(122)
つまり1ダイジェット意地っ張りカミツルギも抜ける
1ダイジェットようき最速カミツルギまで抜きたかったが、そうするためには性格をようきにする必要があり、火力を下げたくなかったのでこの調整になった。
たのむから意地っ張りできてくれ。
作戦
第1パターン
相手初手マンムー こちらパッチルドン
マンムー:再度攻撃 パッチルドンはサダイジャバック
サダイジャの脱出ボタン発動 ムーランド降臨
そのまま3タテへ
(もしルガルガンが死に出しで出てきた場合)
ほぼ間違いなく襷カウンターなので、サダイジャに引く。
ダイマックス切れるのはもったいないが仕方ない。砂が展開できればダイアタックと同威力のギガインパクトが打てるので相手のダイマをサダイジャのこらえるや死にかけのパチルドンで枯らす。
第2パターン
相手初手ラティオス こちら先発パッチルドン
ラティオス:置き土産 パッチルドンなんかする
カミツルギ出てくる
カミツルギダイナックルとかダイジェット?
こちらサダイジャバック すなかきムーランド降臨
(リフレク貼られてたらダイナックルから)
その後また砂展開してムーランドで詰める。
第3パターン
相手初手エルレイド こちらパッチルドン
エルレイド:トリル パッチルドン:でんげきくちばし
この場合次に先に動くのはパッチルドンなので(多分)
無償でエルレイドを落とす
マリルリが出てくる
S下降補正してるパッチルドンがマリルリより遅いのを願ってでんげきくちばし。
これは結構賭けですが、ミスティさんがエカルさんと戦った時に見せたマリルリ個体はSに下降補正がかかっておらず、同じ個体を使う場合マリルリの下をとれる。できればパッチラゴンはS0を粘りたかったが無理だった。
第4パターン
予想外に初手カミツルギ 冷ビで確定1発
とまぁ、いろいろパターンは考えましたが本命は上3つです。
初手ダイマックスはわりとマジでヤバいですが、こらえるで何とかしてムーランドにつないで切り返したいと思います。
さて試合結果ですが、激熱の死闘をくりひげ最後はムーランドがギガインパクトでラティオスのHPを持って行ってくれ、勝利することができました。
ムーランドも球ダメで落ちて最後にはお互いのポケモンが残らないという、まさに死闘でした。
臆病ラティオスの流星群までなら耐える調整が上手く生きたと思います。
ただ直前まで持ち物を命の球とヤチェで迷ってたらしく、命の球なら余裕で負けてましたね・・・間一髪でした。
サダイジャの強み、ムーランドの強みを同時に見せることが出来た良い試合になったと思います。
さて戦績は2勝1敗。残る相手はいくみんさんです。
戦績的に、勝ったほうのどちらかが予選2位抜けする、という非常に緊張が走る試合が最後に残ってしまいました。
でも僕は勝たなきゃいけない。さふぁいあさんと決勝で会うって約束したんだ僕は。
次回、いくみんさん戦です