茶杯裏面 オークション編
ポケモン剣盾が発売されてからしばらく、僕はダイマックス環境に慣れず、シーズン3からランクマッチに潜るのを止め、ほとんどポケモンを育成せず、ウマ娘を育成する日々を送っていた。
そんな時にツイッターでとある情報が目に映った。
「第2回茶杯を開催します」
茶杯とは、てぃえこさんが主催のポケモン大会であり、剣盾から全ポケモン5匹を参加者とオークションで取りあい、余ったポケモンからさらに5匹を選び10匹のパートナーで戦う究極のメタゲームだ。
ランクマッチに潜るのは嫌だが、ポケモンの対戦がしたかった僕はすぐに大会参加の申請をした。
途中、参加者が集まらないかも?という事態になりかけたが、イルトスさん(神)がいろんな方に声をかけていただき、無事開催に至った。
前回の大会はウルトラサンムーンで行われた。
約2年ぶりといったところだろうか。
ちなみに前回の茶杯の10パートナーズはこれである。
オークションルールでありながら守り神を3匹独占するという奇跡を成し遂げた。
フィールドをことごとく入れ替えることができ、倍速状態で殴ってくるサメハダ―・ルチャブル・ライチュウに加え、トリルで下から圧倒的火力で殴ってくるバクーダ・ドラミドロ・ツンデツンデという、最高のパートナーズが完成した。
このパートナーズで予選全勝で決勝トーナメントに駒を進め、最終成績はベスト4(4位)という結果に終わった(優勝したかった・・・)
今回の茶杯も、このパートナーズに負けないくらい濃いパートナーズを作ろうと決心した。
では先に、今回の茶杯の10パートナーズからお見せしよう。
いかがだろうか。
全てのポケモンが天候に関係し(ナットレイ?)、天候に頼らずとも単体性能が高いこのパートナーズ。
このパートナーズが出来た時、僕は無敵の気持ちでいた。
きっと優勝は間違いないだろうと。
しかし、すぐにいろいろ厳しい部分に気づいた。
まず天候に頼らなかった場合、全体的に素早さが遅い。
一番速いのでアローラキュウコンのS109である。
つぎにいたずらごころ。先制で身代わり連打された場合、簡単に天候を枯らされる。
つぎに壁。かわらわりを覚えるポケモンがおらず、サイコファングでしか壁を割れない。つまりオーロンゲで詰む。
そもそも相手のダイマックスで天候なんてすぐに変わる。
そんなたくさんの不安を抱えたまま茶杯は始まりを告げた。
はたして僕は無事予選を抜けることができるのだろうか。
そしてさふぁいあさんとは決勝で会うことができるのだろうか。
ロリコンの戦いが、今-----始まる。
以下からはポケモンを選んだ理由です
1巡目 ウオノラゴン 8000P
究極のエラがみモンスター
こいつがいるだけで相手は、ウオノラゴンのエラがみを耐えれるか受け流すポケモンを選出する必要があるので、考察の段階でいるだけで強い。
競合しそうだったのでちょっとお高めに8000P
この時までは全天候のことなんて微塵も考えてなかった。
2巡目 パッチルドン 2000P
氷と電気の技範囲モンスター
別の大会(このしろ杯)で、こいつを使ってきた人(むはさん)がいて、考察段階で想像以上に苦しめられた。
地面タイプで止まらないのが偉い。
ダイマックスで雪を降らせて、雪かきからのでんげきくちばし、水地面タイプにはフリーズドライ、ついばむでダイジェットやけたぐりダイナックルで火力もあげられる。
2巡目でこいつを取るやつもいないだろうと思い、ポイントは低めに2000P
ここでにぱーに電流走る。
すなかき・ゆきかきが揃ったなら残りのパートナーズすべて天候に関するポケモンにしたら面白いのでは・・・?と
というわけで
3巡目 アローラキュウコン 3500P
雪始動要因。
速い素早さからのオーロラベール。
ポケモン単体としての美しさ。
パッチルドンがパーティにいる以上、いれない理由はない。
4巡目 ナットレイ 2500P
天候・・・?
フシギバナと散々迷ったが、鋼枠がいないということがのちのち響いてきそうなのでこちらを選択。
どこかの記事で、ナットレイは雨パと相性が非常によく、実質雨パの一員と書いてあったので、ナットレイも天候の一員です。だれが何と言おうと天候の一員なんだ・・・
5巡目 リザードン 4000P
晴れエース
晴れサンパワーでの炎技は受け出しを許さない圧倒的火力。
キョダイマックスも優秀。
特殊をにおわせて、キュウコンベールからの竜舞や腹太鼓もでき、わりと技範囲も豊富な器用なポケモン。
余ったポイントを全て入れ込んだ。
結果、競合したのでポイント余らせておいて正解だった。
こいつが取れなかったら晴れエースはエレザードになるとこだった。
ここから余ったポケモンで残り5匹を考える。
砂エースその2
タイプ一致ダイアタック(ギガインパクト)の高火力
そこそこ高い耐久・少ない弱点
技範囲も豊富
砂エースがウオノラゴンだけではこころもとないので採用。
TOP25%禁止杯という仲間大会で使用して、かなり使いやすかったし強かったので迷わず選んだ。
ダイマが切れてもギガインパクトはダイアタックと同じ火力。強い。
サダイジャ(へび・ポンデリング)
砂始動要因
ギガイアスも選択肢にあったが、「すなおこし」と「すなはき」では圧倒的にすなはきが強い。
相手のダイマで天候を変えられても、そのあとにすなはきが発動するのでどうあがいても砂になる。死んでも砂を吐くのが強い。
こいつと脱出ボタンはもはやセット。
殴られてから砂を吐いて脱出するので砂ターンを最大まで活かせる。
覚える技もへびにらみ、こらえると優秀で、Aもそこそこ高い。
こいつもTOP25%禁止杯で使用しており、かなりの信頼を持っている。
もっと使用人口が増えてもいいと思う。
雨始動要因
ニョロトノと迷ったが、ニョロトノはどちらかというと雨+補助という感じがあり、単体でも戦えるペリッパーに軍配が上がった。
タイプ一致必中暴風、雨水技は流石の火力。
追い風サポートもできる。
オムスター(ロールケーキ)
雨エース
この枠はカジリガメとかなり迷った。
しかしエースが物理に偏るため、使用したことがないどころか厳選したことがないオムスターを選んだ。
すいすいだけでなく、くだけるよろいも優秀。
キュウコンベールからのからやぶも普通に強い。
ただダイマした時に岩技を打つとすいすいが消えるので、よく考えて技を打とう。
晴れ始動要因
圧倒的素早さの遅さから天候の取り合いで有利。
ステロ、あくび、こらえると技も優秀なだけでなく、晴れ状態からの炎技も良い火力がでる。
よく使用するのはオバヒ脱出パック型。
相手の攻撃を1度受け、相手に大ダメージを与えつつ、リザを召喚できる強みがある。
アルファブロックの皆さん、対戦よろしくお願いします。